妊婦で息子療育に通って、リトミックがだんだん辛くなってきたグレーゾーンママのイサナです。
半年前に保育園の先生に相談されるまで、療育なんて全く考えておらず、しかも転勤族なので土地勘も、施設知識もありませんでした。
そんな私たち親子ですが、現在3ヶ月療育に通って「母子教室」「小集団教室」を受講しています。
まだまだ変化の途中ですが、通うようになってよかったです。
今回は、施設を選ぶときに気を付けたこと、通所しながら気づいたことなどをまとめます。
発達障害療育施設を選ぶポイント①:その子の症状に合った施設かどうか
私が重視したのはこれでした。
発達障害とひとくくりにされていますが、症状や、軽度、重度までそれぞれです。
ジャッジは、
●診断してくれた先の先生か有資格の職員さん
●子どもの担当の先生(私の場合知識のある先生で助かりました)
にしてもらうのがおすすめです。
私は、相談に行った発達相談施設の方に2つの施設を聞いて、保育園の先生の助言をもとにだいたいあたりを決めて見学にいきました。
発達障害療育施設を選ぶポイント②:子どもが前向きになれる雰囲気かどうか
療育施設は病院のように薬をもらって終わりじゃなく、ある程度の期間通う必要があるので、通う子どもの気持ちも大事です。
先生や雰囲気、内容が合わない場合週に1~3回程度通うのは難しいと思います。
ただでさえ気難しい子どもと新しく通う療育。
保育園にプラスして療育も「イヤイヤ」と言われてしまうと、親ももうつらいですよね。
そういう意味でも、子供が「楽しめそうか」は大事な視点になると思います。
私は「楽しいところいこう」と誘って通いだし、実際合っていたようで、毎週楽しみに通ってくれてほっとしています。
発達障害療育施設を選ぶポイント③:親が連れていける距離かどうか
通いだして思うのは、保育園や家から近い距離でよかったということ。
療育に通っているママ(パパ)たちは、兄弟がいる子も多くいます。
その兄弟たちのお迎えや習い事の送迎などもあり、療育だけ遠いととてもネックになるようです。
数回来ていたママも「20分以上かかるから通所がつらい」とお話ししていました。
週に1~3回通う場所になるからこそ、利便性も決して無視できません。
親も、子どもも通いやすいが理想ですが、続けることが療育をする意味でもあるので、これも無視できない要素です。
療育施設に通ってここが良かった
ここでは、私が通っている施設でよかった点をご紹介します。
●母子教室がある
●たまに母親どうしの交流を促してくれる
●創作や散歩など適度に変わるカリキュラム
●先生が多く見てもらえる中で活動できる
などです。
母子教室がある
個人的には、序盤「愛着形成」をと言われて母子教室をすすめられたとき、愛情をかけてないみたいで悲しい言い方をされるなとも思っていました。
でも、実際に子どもとのかかわり方に悩んでいたのも事実。
2人目妊娠以降に関係がよくないなと思うことがあったのも事実でした。
これからも続いていく育児を思うと、今なら取り返せるかもという気持ちもでてきました。
通所のサポートだけじゃなく、自分も参加するので、仕事をセーブしてまでという気持ちもありましたが、思い切って参加してよかったです。
悩んでいた息子との距離感も近くなったおかげか、療育を初めて息子の様子がかなり変わったのを実感しています。
たまに母親どうしの交流を促してくれる
まだ通いはじめて3ヶ月程度ですが、一度ママたちの話を療育先の先生がきいてくれる機会を設けてくれました。
いつも悩みばかり話すことが多かったですが、そこで話したのは「子どものいいところ」。
改めて子どもたちのいい面を意識できて、同じ悩みを持っているママたちと意見を交換したり、同じようなことで悩んでいることを知れて気持ちが軽くなりました。
創作や散歩など適度に変わるカリキュラム
お歌や手遊びは、やはり繰り返さないとできないなと思う部分がありますが、週に数回とはいえ、同じことばかりをしていると飽きます。
そんな中、散歩や創作、新しい要素を入れてくれるのは見学、参加している親としてもありがたいです。
先生が多く見てもらえる中で活動できる
じっとしていられない子が多い発達障害の子どもたちが療育に通うメリットは、先生が近くでサポートしてくれることだと思います。
保育園でも、年中、年長になると先生の数も減り、なかなかサポートしてもらうのが難しくなります。
その分、療育では「きちんと座る」「お名前をしっかりいう」「先生の話を聞く」など、基本的なところを抑えたサポートをしてくれます。
お母さんの立場だとつい怒ってしまうばかりになるのですが、先生が「注意」してくれるので、子どもも機嫌が悪くならず取り組めてありがたいです。
療育に通うデメリットはないですが親が大変
療育に通うようになってよかったと日々の変化で私は感じています。
劇的に別人になるわけじゃないけど、近くでできることを見守ることはこんなに大事なんだなと実感しています。
とはいえ、大人側が仕事やタイムスケジュール調整をするのが大変。
受給者証をもらえば金銭的負担はほぼありませんが、午前や午後にある療育に通うために仕事を抜けたり、セーブしなければならない事実もあります。
私は今第3子妊娠中なので、母子教室に出た後は疲れて寝込んでしまい、仕事になりません。
子どもももちろん頑張る場になりますが、親もそれ以上にいろいろ頑張っていると、自分も周りも見て思います。
次回は、発達障害の子どもとのかかわりでつらかったことを書きます。
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