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発達障害(自閉症スペクトラム・ADHD)の息子が療育に通うようになって変わったところ

書類の期限は守れない、保育園には何かしら忘れていくグレーゾーンママイサナです。

先日はとうとう個人面談をすっぽかし、私が療育に通った方がいいんじゃないかとさすがに落ち込みました!笑

そんな私ですが、現在軽い自閉症スペクトラムとADHDの疑いがある息子と療育に通っています。

ほかの記事にも書きましたが、療育を始めるまでも、始まってからも正直かなりめんどくさいです。

しかも、どんなメリットがあるか超わからないですよね。

なんか、症状も、療育の内容もふんわりしてて、無理してまでやる必要あるの?って。

私もおもってたので、療育に通い始めて4ヶ月になる息子がどんな風に変化してるか、親として感じたいいところをご紹介します。

通っている療育は「母子教室」「小集団」

他者とのコミュニケーションに難のある自閉症スペクトラムは「愛着形成」が大事といわれたので、現在「母子教室」に、そして保育園の団体行動に悩みがあるので、「小集団」にも通っています。

療育の内容は、自分の子どもの特性に合わせて専門家に提案してもらう必要があります。

療育の費用は保険適用になるので手続きにも時間がかかり、大変ですが、個性(特製)とうまく付き合うために、小さいうちから協力者を頼りながら取り組めるのはすごくメリットがあるなと個人的には思います。

子どもを「障害者にしたくない」で取り組みが遅れることで傷つくのは子ども

療育を受けるという話を周りにするときに、よく

「うちも心配だけど、旦那や両親に反対されて相談すらいけてないんだよね」

という相談を受けることがあります。

確かに療育を受けるには受給者表の発行が必要で、手続きの時に「障害者になるので」と市役所員の方に言われたときは、心を金づちで殴られたような気持にはなりました。

でも、同時に周りの高学歴だけど、人間関係や自分の特性に悩んで傷ついてきた友人も知っていたので、うちは、

「親子お互いが気持ちよくすごすために、保育園や小学校の友人関係で傷つく可能性を減らせるなら取り組みたい」

と息子が抱える「不自由さ=発達障害」との付き合い方模索のために療育に通っています。

保育士の友人に聞いた話では、「あ、この子その特性あって悩んでいるな」と思っても、園や園長先生の方針次第で「普通よ!うちでは障害児は出さない」と療育を進められない場合もあるそうです。

私は保育園の先生から園での問題行動をきいて「困ったな」と思ったので、事なかれ主義じゃなく、きちんと話してくれた保育士さんに感謝しかないなと思いました。

ママ友に小学校の壁の話を聞く中でトラブルになる子の話になると「多分あの子発達障害なんだね」と聞くたびに、こうやってかみ合わなくなったり、本人が傷つく場面が出てくるんだろうなと思うと、できることを今してあげたいなと、私は思います。

自閉症スペクトラム・ADHDの息子が療育に行きだしてかわった4つのこと

①友達の名前を憶えて話してくれるようになった
②自己紹介や自己主張をできるようになった
③妹を守る言動が増えた
④切り替えが早くなり指示も受け入れられるようになった

すべて、彼が変わったというよりは、発達障害の傾向を知って保育士さんや療育の先生、そしてママの行動が変わったからという部分もありますが、かなり変わりました。

ママ的には「怒る」回数が激減したのが一番精神衛生上いいです。

もちろん、数回通ったからという感じではなく、積み重ねの中でできるようになってきた部分が大きいので今後も継続していきます。

①友達の名前を憶えて話してくれるようになった

1年保育園に通ってもお友達の名前がすぐに出てこなかった息子。

療育に通うタイミングで成長したのか、何か変わったのか、ライバルや、よく関わる子の名前がかなり出てくるようになりました。

今までお友達の話を聞くこともかなりなかったので、すごくうれしかったです。

療育で一緒のお友達の名前はまだあんまり憶えていませんが、

「いれて」「ごめんね」「ありがとう」を伝える練習や相手の目を見て話したり伝えたりする療育の習慣のおかげかなとも思います。

②自己紹介や自己主張をできるようになった

お名前はー?ときかれてももじもじして「ひーくん!」という感じで自分を君付けで自己紹介しちゃうところがあった息子。

丁度幼児から子どもになってくるタイミングで「幼く感じるよな」と心配していた部分もありました。

でも、療育で毎回自己紹介と、自分の好きな色や遊び、好きな飲み物を答える練習をしているおかげで受け答えがかなりできるようになってきました。

お誕生会などでも堂々と発表していて、保育園の先生が感動して泣いて話してくれたことも…!!!(笑)

③妹を守る言動が増えた

相手の気持ちを考えることができない、苦手だといわれる自閉症スペクトラムですが、療育での取り組みで母子ともに関係が安定してきたからか、イヤイヤ期の娘に対して私の言動が気になるらしく、
注意されるようになりました(笑泣)

ママ「ご飯食べてよ~食べないなら食べるよ」

息子「そんな意地悪いっちゃだめ!」

とか、「娘に優しくしてね」とか、「今日は娘に怒らないでね」とか……。

本人もおもちゃとかぶんどったりするくせにいいいいいいい!

とは思うんですが、兄弟を大事にしてくれる姿勢はうれしいですね。

療育で先生たちが「○○すると悲しいよ」「○○してあげようね」とお手本をたくさん示してくれるおかげなのかなと思います。

④切り替えが早くなり指示も受け入れられるようになった

これは私が一番助かって、息子への影響はもちろん、自分も療育で参加することで「発達障害児」へのかかわり方が学べた部分が一番大きいと思います。

事前に「今日は○○をするよ」と予告し、それを重ねていく練習を親子でできている感じ。

応用して、保育園の帰りに、

「今日はお風呂に先に入って、ご飯を食べて歯磨きをしてから遊ぼうね」

ということで、帰宅後のイメージを共有したり、休日の行動をスムーズにできるようになりました。

保育園でも「事前約束をすると守れました!」と保育園の先生から報告をうけることもあり、すごくほっとします。

ママも学びがある療育

療育に行くまで、本当に育児がストレスでした。

今も、しんどいなーとも思います。

でも息子が困らせようとしているのではなく、特性上難しいからこうなっているということを知れて、さらに対処法も学べてかなり楽になりました

怒って、自己嫌悪に陥って、愛してるって言って…まるでメンヘラママだったのが、この数ヶ月でかなり変わりました。

人たい人で、対峙できている気がするようになり、息子を改めて大事だな、大事にしていきたいなと思えるようになりました。

療育は今後も続きますが、たまにまた気づいたことは書いていきたいと思います。

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