息子が療育に通ってるママ、イサナです。
療育を受けるきっかけになった息子の行動のひとつ、切り替えについてうちの場合を具体的にご紹介します。
いくつか「発達障害を疑う傾向」はありますが、今回は一番ママ的にもしんどかった切り替えに関してです。
発達障害の特徴:集中している場面が変わることに順応できず泣き叫ぶ
これは、自宅でも保育園でも出ていました。
例えば、保育園では集中して遊んでいると「ご飯の準備するよ」など声をかけられても切り替えができず怒ったり、泣いたりしてしまいます。
自宅でも同様で、お風呂、ごはん、朝起きたりする事など、場面が変わるときにご機嫌が超ナナメなので苦労しました。
「やろうよ~」「いや!」「やるよ!」「やーだ!」
で結果的に泣いたり、無理やり行動させることになり、私も息子も疲れます。
正直、しんどい。
これが、毎日何回も起ります。
結果:ガミガミブチキレママに
結果、私は強い口調で怒ったり、朝は布団をはがすなどVSモードになり、怒号と泣き声が通常運転になりました。
息子は第一子だったし、私自身怒られて育った世代だったので「子育てってこんなもの」という気持ちと「しんどい」という気持ちがかなり蓄積しストレスマックス。
あきらめにも似た感情を持ちながら育児をしていました。
その頃はまだ2~3歳くらいだったので、発達障害のことも調べたり特にせず。
3歳児検診や保育園の先生に気になったら診察行ってみてといわれるものの、正直、いつものルーティーンを崩して病院にいくことすらめんどくさいと感じていました。
息子は、私に怒鳴られ、怒られ、一時的に言うことを聞けるようになります。
でも「お母さんが怖いから」で動いているので「なぜそれをしなければいけないのか」などはわからないまま思考回路が停止。
「ダメ!もうしないで!」を繰り返し言うママの怒号のせいで自信もなくなり、お絵かきものびのびできなくなっていました。
家ではできることを保育園でしない、保育園で問題行動が増えるなど、本当に、だめなループに入ってしまったのです。
療育で変わったこと:声掛けすることで切り替えやすくなった
これは、最近感じることなんですが、療育を始める中で息子もだんだん切り替えができるようになってきました。
今通っている療育の中では、事前の声掛けを多くしてくれます。
「時計の針が4(20分)になったらおかたずけしようね」
「今日は○○をします!」
「歩いて水筒をとりにいって、お母さんの膝でのんで、歩いて戻してください」
など、これからすることを具体的に事前に伝え、行動してもらえる。
そのおかげで、保育園でも先生に事前声掛けをしてもらえると動けることが増えてきたそうです。
療育はママと子どもが変わるためのきっかけになる
ただ、療育はきっかけにはなるけど、通っただけでは多分変わらないなと思う部分もあります。
私は、通っている先に母子教室があり、ママと子どもが関わる時間があるおかげで気づけました。
多分、預けただけで自動的に変わるものではありません。
療育をきっかけにして、日々の生活でお互いが成長するきっかけにできれば、療育はすごくポテンシャルがある対応になると思います。
「切り替え」以外にも、息子と接する中で発達障害特有の難しい特徴があるので、またご紹介していきますね!
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